好きなのはボブです

今朝キューリくんが起きてきてすぐに「お母さん動画見ていい?」とせがんできた。よっぽど寝ている間に動画を我慢していたのか待ちきれなかったのか。

平日の場合、キューリくんが動画を見られる持ち時間というのは20分と私が決めているので、「20分だけだよ」と告げる。すると「わかったよー」とすぐさまミニオンズをユーチューブで鑑賞しているようだった。

そしてだいたい20分経ったので隣の部屋にいるキューリくんに声掛けすると、「お母さん、音楽だけなら聴いてもいい?」とパッドを持ちながらこちらへ相談しにきた。

「動画はみないの?」

「そお、みないからいい?」

我が家は普段的にクラシックを流している家なので(スミマセン中流家庭ですよ)、てっきりショパンだのベートーヴェンだのシューベルトなんかを動画サイトから拾って聴くのかな?と私基準で考えていたら…

また再びミニオンズらしき音が爆音で聞こえてきた。何だとー。

「キューリくん!もう動画は見ちゃダメだっていったでしょ?」

隣の部屋でミニオンたちの笑い声を響かせているので、約束を守れないなら、何か罰を与えなければならないのか?とイヤイヤ扉を開けた。

「え?見てないよ?聴いてるだけだよ」

確かにキューリくんはパッドに釘付けという体勢ではなくて、パッドを床に置き、その横に寄り添うように座っていた。

「音を聴いているだけだよ」

そうでしたか、参りました。

まるでチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を聴いて楽しむ体で、キューリくんはミニオンズを楽しんでいた。

はあ、この方、前からミニオンズの熱狂的なファンであることは気付いていたけれど、ここまでキテいるとはね。すげーな。

ミニオンズ以外にもさ、もっと面白い映画ってのは世の中には溢れているんだけれど、キューリくんは硬派なんでしょうか、黄色い彼らの動きを見て笑い転げているのだ。

「そこの場面、何回も笑ってるところじゃない?」ってところでも毎回爆笑。

これはアレですね。志村けんの『変なおじさん』に毎回笑い転げていた小学生の私と変わりはないのですが。

そんなことならと私は安心し、自分の作業を行っていた。20分、いや30分たった頃だろうか。

キューリくんを疑うのはよくないことだけれど、でももしかして、キューリくんは隣の部屋で私から見えないことをいいことに、実は動画を見ちゃってるんじゃないの?と思えてきた。

隣の部屋へと繋がる扉をそーっと開けてみた。

そこには床に寝そべって、パッドを持ちながら、モロにミニオンズの動画鑑賞にふけるキューリくんがいたのだった。

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