私はいつも早朝にブログを書いている。
というのも皆が寝静まった中、シンとしたところで書いた方が捗る感じがするし、実際昼間であると用事があったりキューリくんの相手をしなければならなかったりするからである。
とにかくブログは2本とも(2本やっているのだけれど)朝方に書いている。
ところで今朝、いつものように脳の汁を絞りながらブログを書いていたところ、後ろで気配がした。時間は6時頃か。
主人がトイレに起きてきたのかな?と勝手に感じ取っていたら、何か私の後ろの方でモジモジしている気配がなくならないので振り返ると、キューリくんであった。
下半身丸出しで申し訳なさそうに立っている。
「どうしたの?」とたずねる。
「オシッコ漏れちゃった」と恥ずかしそうにする。
それは恥ずかしいかもしれない。2年生にもなってオネショをするんだから。
けれどよくよく考えると2年生になってからキューリくんは今日に限らず、数回オネショをしてしまっているという事実。
そのたびにまー仕方ないかと布団を干したりシーツを洗ったり黙ってしてきたけれど。
でもこれってもしかして病的なのだろうか?
ちなみに私の弟は小学校6年生までオネショをしていたのに高学歴なので、つまりそういう前例を見てきただけにキューリくんのこともあまり気にしていなかったのだけれど、気にした方がいいレベルなのだろうか?
オネショについて勉強不足なことは否めないが、けれど勉強することでその重大さに気づかされた時のショックは計り知れない。
思い返せばキューリくんが年長の頃、幼稚園で子供たちだけで一泊ではあるけれど林間学校へ出かけたことがある。
それは夏のイベントであり、年長の春頃ようやく連続してオネショをしない日が出てきたキューリくんにとって、とても過酷な行事である。
オムツを持たせることは勿論できたのであるが、そのことで彼の自尊心を傷つけやしないかと心配したし、また周りのお友だちの状況はどうなのか?ということが気になった。
何人もあやしいお友だちがいるならば、たとえ失敗しても「あはははー」で済むと思うのだけれど、少数派となるとそうはいかない。オネショがみつかり、イジメの対象になりはしないかとも頭をよぎった。
当時担任の先生に相談すると「全然大丈夫です。毎年何人かいますから」というお答えであった。
つまり何人かということは、当然多数派ではなくて少数派を意味するのであり、もしかしたら林間学校を休ませた方がキューリくんが傷つかなくて済むのかもしれない、とまで考えた。
結局林間学校には参加させ、オムツをつけさせられて眠ったようだったけれどオネショはせずに、お友だちにもバレず(先生が皆が騒いでいる間にそっと連れ出し始末してくださったらしい)、成功に終わったのだけれど。
それにしても先生の説明によれば『クラスで1割の子』がまだオネショをしている、というお話であった。その時私は皆結構優秀なんだなあと思ったものだ。
さて話を戻して小学校2年生。あの林間学校から2年も経っている。ということは当然限りなくゼロに近い値でオネショをする子がいないことが想像されるわけだけれど、キューリくんはいまだにたまに失敗してしまう。
彼の成長がのんびりだと構えるか、それとも危機を感じて何か行動を起こすべきか。
今日は母の日だというけれど、一日オネショについて学びたい覚悟である。