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嘘も方便

昨日は最終下校が3時だというのに、なかなかメールが来なかった。

キューリくんの学校では子供が学校へ出入りするとランドセルに密かに入っているICタグが反応して、親の携帯へお知らせが来るというしくみになっている。

それなのになかなかメールが来ないのだ。

こういう時、キューリくんに電話しても、だいたい繋がらない。

というのもキューリくん、どうやら校門を出てから携帯の電源を入れているようなのだ。

だからこちらが用事があった時に掛けたらいつでも繋がる、という状態ではないのだ。

仕方がないのでキューリくんからの何等かの連絡(ICタグに反応してメールが来るか、電話が来るか)を待っているしかなかった。

それにしても遅い。また居残りをさせられているのだろうか。

今日は授業中の態度が悪かった?

お友だちとケンカをした?

すると3時50分頃、ようやくキューリくんから電話が掛かってくる。

「今日は少し遅くなるよ」

「どうしたの?」

「…忘れ物をしちゃって」

「そうなの。じゃあ気をつけて帰っていらっしゃい」

「はーい」

と、そんな感じであった。

忘れ物を取ってきてから帰ってくるということは、もしかしたら5時くらいになるかもしれないな。そうしたら最寄りのバス停までは迎えに行かなくては。

などとぼんやり考えていると。

ピンポーン。

「ぼくでーす!」

電話のやりとりから、なぜか30分程で帰ってきたのだった。

「おかえり。忘れ物って何だったの?」

するとキューリくん、ハッとした顔をする。

「わすれものっていうのは、あのさ、あのね…消しゴム!」

「持って帰ってきたの?」

「忘れた!」

私は盛大にズッコケるところだった。

ふーん、まあいいか。

特にその場で問い詰めることをしなかった。

◇

手と足を洗い、おやつの時間。キューリくんもリラックスしていたのだろうか。

つい本当のことをしゃべってしまった。

「今日ユウくんがさ、道で転んじゃって、足が痛いっていうから、ユウくんの習い事の場所まで送っていったんだよ」

なるほど、そういうことで帰りが遅くなっていたわけか。

そしてキューリくんの嘘のお芝居に気付いたわけだけど、叱ることはしなかった。

この場合の嘘は誰も傷つけるわけでもなく、寧ろ消しゴムという小道具が事態を緩和させてくれているということ。

「ポップコーンもあるよ?」

私がすすめると、帰りが遅くなってお腹が空いていたのか、首をブンブンと縦に振り、キューリくんはおねだりするのであった。

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