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ADHDの診断が下る

「ADHDの不注意型、あるいは混合型かもしれないと考えています」

小児科の先生は私たち夫婦にそう告げた。

ショックというよりもようやく真実を知ることができて正直ホッとした。

ADHDを疑い、これまで主にネットでその症状を調べてきたけれど、どう考えてもキューリくんには当てはまりすぎていたからだ。

だからずっとADHDを疑い、過ごしてきた。

昨日の午後、キューリくんの学校を早退させて、私たちは親子3人で女子医大の発達外来を受診した。

というのも、担任の先生から『授業に集中していない』『意欲がない』『整理ができない』『忘れ物が多い』などの指摘を受け、これはかなり注意型の型にはまっていると思われた。

また集団生活を乱すようなことは他のお友だちに迷惑が掛かることなので、どうにかキューリくんの態度が改らないものかと小児科の先生に相談するべく、急ぎ予約を取り受診してきた、という次第である。

「キューリくん、外で1人で待っていられる?」

先生はキューリくんに提案する。

するとキューリくんは頷いて素直に診察室の外へ出た。

でもすぐに診察室のドアがトントンと鳴り「本を読んでいてもいい?」と小児科の本があるコーナーのことを指しているのだと思う、退屈に感じたのかキューリくんが提案してきた。

「もちろんいいわよ。でも、その場所以外は離れちゃいけないし、もし離れる時は一声掛けてね」

先生はそう優しくキューリくんに言う。

キューリくんは「ぼく、そうするよ」と診察室のドアを閉めて行った。

さていよいよ先生、主人、私で話をすることになる。

まず、主人が数枚にまとめた最近のキューリくんの気になる行動、私たち両親が感じたこと、それから担任の指摘などを含めたものが書かれたものを先生に読んでいただく。

先生は丁寧に飛ばすことなく全てに目を通している感じであった。

結論から言ってADHDの不注意型で間違いないということだったけれど、それでは具体的にどのようにキューリくんを導けば改善されるのか、という指導に何十分も割いていただいた。

その中でも特に印象的だったものとして『子どもを信じる』という言葉だった。

何でもかんでも手を出してあげたくなるのをグッと堪えて、ある程度はキューリくんに任せてやらせる。

それが彼の成長につながるし、また自信にもなっていくというのだ。

確かに私はキューリくんが失敗しないようにと、予め先回りして険しい道を歩みやすい道へ舗装していたように思う。

それはつまり、キューリくんが失敗して転ばないということは親の私が楽をするためでもあるので、実は横着な子育てであったということだ。

任せられるところは信じて委ねる。親は勇気がいるけれど、キューリくんの成長のためには必要なのだと考えさせられた。

それから、家の生活を楽しく送ることが学校生活の問題行動を減らすことにも繋がる、という風に先生には教えていただいた。

家でも怒られ、学校でも怒られるということになるとキューリくんとしてはフラストレーションが溜まり、結果問題行動に強く出てしまう場合がある、ということであった。

学校の生活というのは私たち親は実際に立ち会っているわけではないので分からないけれど、家庭生活であるならば、目の行き届く範囲であるし、だからこそその部分に充足感を与えてあげれば、相乗効果で学校生活の方も落ち着いて送れるであろう、という先生の言葉であった。

一番重要と思われるのは、とにかく怒らないこと。周りから見たら「なんて遅いんだろう」だとか「なんて汚いんだろう」とかキューリくんにダメ出しをすればするほど、キューリくんは委縮してしまい、彼本来の良いところさえ潰しかねない、ということである。

ちなみに学校の学年主任は全て頭ごなしに怒っているようで、キューリ君は彼をもはや信用していない。親もこれまでの彼の対応に疑問を抱いているのでやはり信用していない。

けれどそうは言っても学校の先生にも一応、お手紙で本日ADHDの件をお知らせするのであるけれど、どのような返事が戻ってくるのか。

そんなわけで実はこの診断が下る前から学年主任の酷さが主に原因で、転校をチラホラと考えたりしている。

でもキューリくんは学年主任以外はとても気に入って楽しく学校に通っているので、できれば学校を辞めさせたくない、と思っている。

考えなければならない、乗り越えなければならない問題が診断を下されたことで急に山積みされたような感じだけれど、それでも一つ一つ潰していかなければ前進できない。

まずは手紙の返事が来るのか否か(先生は手紙を書いても返事をくれないことがある)、その山を登ることから始まる。

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