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ペアレントトレーニング その3

セッション1(ペアレントトレーニング その1)で課されたホームワークの表を再び示す。

好ましい行動 好ましくない行動 危険な行動・許しがたい行動
トイレの後手を洗う 脱いだ服を床に放置する 自分の頭を叩く
動画を見る時のルールを守る 学校で乱暴な言葉を使う 学校で友達のことを叩く
水泳の練習を真剣にやる 遊んだあと使ったものを片付けない 駅のホームで友達とふざける

セッション2では、表にある『好ましい行動』をより拡げるために、ほめるという手法を使うことを学んだ。

今回のセッション3では、『好ましくない行動』を止める際に使う方法、『無視』についてである。

最初に述べておくと、私はこのセッションで課されたホームワークを仕上げることができなかった。

どうも『無視』という、ネガティブな単語に引っかかってしまい、無視すべき場面が見つけられなかったようだ。

結局はキューリくん可愛さに、彼を無視することができなかったのである。

このような理由から、ホームワークの表を埋めることができず、主人がやったホームワークしか心理士の先生には提出できなかった。

さて今回の主題である『無視』について話を戻す。『無視』と聞くとネガティブな印象で、虐待のようにも思えるが、その目的は『注目を取り去る』ということにある。

セッション1で学んだとおり、子供は『注目』を与えると、善悪に関わらずその行動を強める。つまり、親が子供の好ましくない行動に対して注目を与えると、子供はその好ましくない行動を強化してしまうということだ。悪いことをしていて親から注意されると、『注目』を集められたことが嬉しくてさらに行動をエスカレートさせてしまう。

だから、好ましくない行動については叱ることによって注目を与えるのではなく、注目を取り去ってしまえばいい。それがここでいう『無視』の意図するところだ。

ポイントとして、子供の存在そのものを無視するのではなく、あくまで子供の『行動』を無視する。完全に無視するのではなく、子供の行動に注目していないふりをする。そこが虐待とは違う、ということだろう。ただ、実際にやってみるとこの二つの区別は意外に難しく、前述のとおり私は実践することができなかった。

そしてもう1つのポイントとして、好ましくない行動が止み、好ましい行動が出てきたら、すかさず具体的にほめるということ。これにより、代わりにどんな行動を望んでいるかを示す。必ず『無視する→ほめる』という組み合わせになるので、心理士の先生は略して『無視ほめ』と呼んでいた。

うまくいくコツとして、無視する際には徹底して行う。少しでも注目を与えれば子供は行動を強めてしまうからだ。好ましくない行動が始まったらすぐに無視を始め、子供と視線を合わせないようにする。またこの際、怒りなどの感情を見せてはいけない。それが『注目』になるからだ。表面上は何の感情も示さず、親は何か他のことをして感情をコントロールする。

そして、ほめるタイミングを逃さないよう、密かに子供の行動に注目しておく。好ましくない行動が止まったら、すかさずそれをほめる。心理士の先生にはよく言われるのだが、完璧を待つのではなく、25%できたところでまずほめることがペアレントトレーニングでは重要だ。

以上でセッション3は終わり、最後にホームワークとなる。主人も苦労していたようだが、何とか2つの出来事をひねり出した。

無視した行動 どのように無視したか 無視の後であなたがほめた子供の行動 どのようにほめたか
(どのような肯定的な注目を与えたか)
勉強中難しい問題が解けず騒ぐ 無言でそばに座る 勉強を再開 1問ごとに励ます
一人でシャワーに入ったが、脚の傷がしみるので大声を出した 聞き耳を立てつつも放置 何とか洗い終えて出てきた 一人で洗えたのはすごい、とほめた

参考文献『こうすればうまくいく発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル』

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